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2020年05月13日 ニュース・プレスリリース

Hmcomm、アドバイザリーに 世界銀行・ロックフェラー財団等での活動歴を持つ印国立医療研究機関教授で医師のスニル・チャコ氏が就任

音から価値の提供を目指す、国立研究開発法人産業技術総合研究所(本部:茨城県つくば市、理事長:中鉢 良治、以下 産総研)発ベンチャーHmcomm株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:三本 幸司、以下当社)は、当社の異音検知プラットフォームFAST-Dのヘルスケア分野への応用研究におけるアドバイザリーに医師の“スニル・チャコ氏”が就任したことをお知らせいたします。今後チャコ氏と協力のもと、インドのデリー・バンガロール地域において膨大な治験データを収集し、体内の音から呼吸・循環器系の疾患を予兆し検出するシステムの確立を目指します。また、本取り組みは現在猛威を奮っているCOVID-19の迅速スクリーニングにも応用できる可能性も高いと考えております。

スニル・チャコ 氏
【概要】
世界銀行・ハーバード大学・ロックフェラー財団・カナダアルベルタ大学ほかで勤務歴。
主に医療政策、保健政策、プロジェクトファイナンスに従事。

世界銀行グループでは 多国間投資保証機関MIGA長官補佐として役員理事会との連携、 MIGAの増資(約 1,000 億円)を達成した職務歴を持つ。他に、途上国医療特別目的ファンド創設で30億円強の資金調達事業に従事。その後経産省管轄NEDOインド事務所との契約により日印政府間の技術ブロジェクトMOUの交渉締結を果たすなど日本とインドの関係づくりに尽力。2016年からはインド政府国立医療研究機関(SCTIMST)の客員教授、国際医療・ヘルスケアプロジェクトのアドバイザーとなる。インド医師免許(ケララ州立医科大学)取得、ハーバード大学(M.P.H)、コロンビア大学(M.B.A)。

【略歴】
1983-1986 ケララ州立医科大学病院 及び ネルー大学(社会医療センター遠隔地医療 ほか)
1992-1998 世界銀行グループ 多国間投資保証機関 副社長室補佐官を経て上級補佐官
1997-2002 ロックフェラー財団 保健科学部門途上国医療 上級顧問・ヘルスケア ITアナリスト
1998-2010 アメリカ New Info Solutions LLC にてロックフェラー財団契約、
      二ューヨーク証券取引所上場会社 Emergent Biosciences契約などにおけるアメリカ議会での
      予算獲得連携担当
2010-2015 カナダ アルバータ州立アルバータ大学公衆保健学院 教授(Adjunct) インドプロジェクト担当
2016-(現在)インド政府国立医療研究機関(SCTIMST)教授 国際医療・ヘルスケア プロジェクトアドバイザー

【Hmcomm株式会社について】
●会社名 : Hmcomm株式会社
●URL  : https://hmcom.co.jp
●設立日 : 2012年7月24日
●所在地 : 本社         東京都港区芝大門2-11-1 富士ビル2階
       VContactCenterラボ 東京都港区芝大門2-6-8 中島ビル3階
       熊本AIラボ     熊本県熊本市中央区桜町1-25 The Company熊本1階
●事業内容: 産総研発のベンチャー企業として、産総研独自の音声処理技術を基盤とした要素技術の研究
       /開発、 ソリューション/サービスの提供を行っております。
       音声処理プラットフォーム「The Voice」と異音検知プラットフォーム「FAST-D」を基盤とし、
      「音から価値を創出し、革新的サービスを提供することにより社会に貢献する」を
       理念としています

【国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)について】
日本最大級の公的研究機関として日本の産業や社会に役立つ技術の創出とその実用化や、革新的な技術シーズを事業化するための「橋渡し」機能に注力する研究所。全国10か所の研究拠点で約2,000名の研究者がイノベーションを巡る環境の変化やそれらを踏まえて策定された国家戦略等に基づき、イノベーション・ナショナルシステムの中核的、先駆的な立場で研究開発を行っています。