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2022年07月17日
DX・AI化検討
異音検知の活用シーン
人が聞いてわかることは、ほとんどすべてのケースでAI異音検知に活用することが可能です。当社で取り組んでいる一例を紹介いたします。
適用できる活用シーン
異音検知の活用シーンは数多くありますが、現在当社では次のような事例で取り組みを進めております。
- 機械の状態モニタリング
- 製品の出荷判定検査
- 道路、壁などの異常検出
- 音による防犯
- 肺音、心臓音での状態可視化
- 家畜の咳くしゃみの検出
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主な目的
異音検知の活用シーンは数多くありますが、大きく分けると次の2つの目的に分けることができます。
予兆検知(モニタリング)が目的
対象物自体が劣化や故障をする前提があり、それの確認や交換、対応時期の見極めに役立てたいという利用シーンで有効
- 機械室の常時監視
- プラントの交換予兆
- 設備の予兆保全
①機械・設備の故障予防 | ・機械の重大故障を未然に防ぎたい ・ヒトによる定期巡回点検を待たずに未然に検知したい ・インフラの予防保全をしたい | ・製造業全般(自社設備) - 空調機械 - コンプレッサー - マテハン機器 - 製造装置 - 旋盤加工 - ドリル折損 - プラント設備/配管 ・鉄道/航空会社 - 電車車輛 - バス車体 - 航空機体 - 線路 |
②安定的な 監視 | ・設備の安定的な稼働状況をモニタリングしたい ・安定的に現場の状況把握をしたい ・対象物の状態をモニタリングしたい ・24時間365日ずっと、異常が発生したときに駆け付けたい | ・ビルメンテナンス - 空調機械 - キュービクル ・インフラ設備 - プラント配管 - パイプライン - 上下水配管 ・ヘルスケア - ヒト心臓 - 肺 - 腸 - イヌ心臓 - ブタ咳、くしゃみ ・介護 - 転倒音 - 奇声 - 暴行 ・防犯 - 喧嘩 - 怒号 - 足音 - ガラス破砕音 - 暴行 |
良否判定、点検が目的
対象物自体の劣化や故障を見逃してはならない前提があり、品質の求められる製品検査や、設備の点検に役立てたいという利用シーンで有効
- 製品の良否判定
- インフラの打音点検
- 設備の定期点検
③非属人的な 品質検査 | ・熟練者かどうかにかかわらず、 安定的な検査結果を保ちたい ・一定の製品出荷検査の品質を保ちたい | ・製造業全般(出荷検査) - 精密機器の可動部 - 完成車、自動車部品 - 小型モーター(DCモーター、ACモーター) |
④検査工程の 省力化 | ・製品検査工程の一部をAIに置き換えたい ・巡回点検業務をAIに置き換えたい | ・製造業全般(出荷検査) ・ビルメンテナンス(巡回点検) ・インフラ打音点検(コンクリート壁、橋梁、道路) ・設備保全(車輛、機体、線路) |
詳しくは次の記事に細かく記載いたしました。
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